[カテゴリ:避難訓練] [投稿者:湯本分遣所] [投稿日:2025年05月12日]
福島県の天栄村・湯本地区。自然豊かなこの場所にある児童数2名の小さな小学校、湯本小学校にて
地震が発生し、火災が発生したという想定で避難訓練が行われました。
◎地震がおきたら、どうすればいいの・・・?
◎地震発生!まずは身を守ろう!
・緊急地震速報が鳴ったり、大きな揺れを感じたら、慌てずにまず自身の安全を確保します!
・机やテーブルに潜る、頭をクッションなどで覆う。
・何もないときはできるだけ物が落ちてきたり倒れたりしないところで丸くなり頭を手で守る。
・外で揺れを感じたら、門や塀には近寄らない!
湯本小学校の子供達も地震が起きた時の身の守り方の訓練をしてくれました。
「何もないときはカメさんみたいになって頭を守るよ!」
「机に潜ったらカニさんみたいに手を広げて、机のあしをもって上から落ちてくるものから身を守るよ!」
「火事が起きたら、モグラさんみたいに低い姿勢で逃げるよ!」
動物に例えることで子供たちにもわかりやすく伝わったようで、上手に実践してくれました!
皆さんもぜひ覚えてください!
◎揺れがおさまったら・・・
揺れがおさまったら、火の元確認、火災が発生しそうなら初期消火、そして避難口を確保するために
ドアや窓を開けます。その際、足元にはガラスや破片が散らばっていることがあるので注意します。
湯本小学校の子供達も消火器での消火訓練を実践!見事消火成功です!
◎地震発生後の行動
・大きな地震が発生すると、消防署へは通報が殺到し、全ての災害に対応できるとは限りません。家族や近所の人
たち声を掛け合い助け合いましょう。
※阪神淡路大震災では、「自力・家族」等の自助による救助が6割以上で「隣人・知人」等の共助が約3割、
「消防・自衛隊等」の公助はほんのわずかでした。
・海や川の近くで大きな揺れを感じたり、津波警報が発令されたら安全な場所へ迅速に避難しましょう。
・避難する際には、可能な限りブレーカーを落とし、ガスの元栓をしめましょう。
◎地震に備える
地震は、日ごろの備えが大切です。地震が起きるその前に、家族みんなで地震に備えましょう。
・非常時のための持ち出し袋を作りましょう。
・食料・飲料水を備蓄しましょう。
・家具を固定しましょう。
・避難経路の確認しましょう。
・地震が起きた時の家族の連絡手段を話し合いましょう。
地震は、前触れもなく突然やってきます。そんな地震から身を守るためには、日ごろからの備えと、いざという時の行動を普段からシュミレーションしておくことがとても重要です。
湯本小学校の子供たちは、「地震が起きた時の備えについて自宅に帰ってからお父さんお母さんと一緒にお話ししてください!」と伝えると、大きな声で「ハイ!」と元気よく返事をしてくれました。
この記事を見た皆さんも、家族みんなで地震や災害に備え、ぜひ「家族防災会議」を開催してください!